一戸建てとマンションを比較した際の資産価値について

一戸建て物件の購入を考えたときには、資産価値が高いかどうかについてはとても重要な点となります。一戸建て物件を購入するときには、ほとんどの方が金融機関から住宅ローンを借り入れて購入することが多いと言えるでしょう。突然会社をリストラされたり、病気などで仕事を継続できなくなってしまう可能性もあります。万が一、住宅ローンの返済が難しい状態になってしまったときには、一戸建て住宅の売却や賃貸に出すことを検討しなければならなくなります。

一戸建て住宅の資産を考えたときには、建設されてから22年で建物の価値はゼロになりますが、土地に関しては一定の資産価値を持ち続けることになります。東京などの都心部においては数千万円で購入した土地は、5年後や10年後においても数千万円の価値を保ち続けていることが考えられます。土地があれば将来的には住宅を取り壊すことで、アパート経営を行って資産の活用を行ったり、入居者を募集して借地とすることで収入を得られる可能性もあります。マンションの場合では建物の資産価値としては、戸建て住宅の場合の2倍以上の期間の減価償却期間となりますが、敷地全体の評価額としては階数や戸数が多いマンションほど土地の持ち分は小さくなって評価額が低くなってしまいます。

築年数が長く経過してしまったマンションの建物の価値はほとんどゼロに近いものとなりますので、一戸建て住宅のほうが資産価値が落ちにくいと判断できます。

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